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約18,000人のキャストで運営され、年間約 2,500万人が来場する2つのテーマパークのコンセプトは、「SCSE」(Safety、Courtesy、Show、Efficiency)。訳すと「安全」「礼儀正しくすべてのゲストはVIP」「毎日が初演」そして最後が「効率」といった順序であり、創業以来27年間徹底して浸透させてきた。
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震災当日は7万人の来場があり、内2万人が帰宅困難者であった。幸いなことに負傷者もなく、施設に大きな被害もなかった。震災時は丁度キャストの交代勤務時間帯であり、多くのキャストがいたことやキャストの日頃からの訓練の成果もあり、大きな混乱もなく対処できた。 |
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当日は雨も降り肌寒い状況であったが、キャストの判断でお土産用のビニール袋や、ぬいぐるみなどが配布され、寒さをしのいでいただける結果となった。
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訓練は独自のチェックリストをもとに年間180回以上もの訓練が行われているが、それでもすべてのキャストを訓練することは不可能である。 |
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経営幹部には「自分事化」、キャストには「頭を守ってください」「建物は安全です」といった初動の体得=「刷り込み化」を徹底させている。 |
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当日の対応についてマスコミが称賛。多くのゲストが配布されたぬいぐるみを返却しに来た。 |
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| 今回のセミナーでは、許柾シ企業進化研究所代表取締役である末松清一氏がコーディネーターとして経営品質の8つのカテゴリーに照らして解説されました。末松氏は聴講者からの質疑応答の後、「講演のテーマは震災対応であるが、期せずしてすべてのカテゴリーにまたがっているプロセスが有機的に機能していたことがわかる」、「結果として東京ディズニーリゾートはすべてのカテゴリーで高いレベルのプロセスを実現し、優れた成果を出し続ける組織力を有していることが明らかになった」とまとめられました。 |
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以 上
(運営委員 米山典克) |