田中電子株式会社は、昭和59年8月に船舶用音声信号処理装置(秘話装置)設計・製造・販売を行う企業として創立し、昭和61年から株式会社に、平成になってからは、携帯電話代理店としての業務が主流となり、「PCサテライト店」をはじめとする店舗数を拡大し、現在に至っている。「PCサテライト店」では、ドコモとau、willcomなどを取り扱う併売店として、携帯電話の契約数を拡大してきた。また、KDDI株式会社から委託され運営している、メンテナンス機能を備えたauの専門ショップも拡大してきており、携帯電話代理店としての業務を展開し、店舗数も関東一円に拡大を続けている。
こういった環境の中、経営理念に掲げている「心を育てる・・・『卓越した企業を目指すことによって、社会に貢献する心を育てる』」を揚げ、社員同士のコミュニケーションを大切にし、笑顔で誇りを持って働ける企業風土をつくり、全社員がお客様・地域社会との良好な信頼関係を築き、業界No.1を目指している。
近年の経営環境は、平成20年5月の割賦方式によるキャリアの販売施策の変更により、消費者の買い替えサイクルが長くなり、販売数量が劇的減少に転じた。販売網の再構築、併売店の大幅縮減、人的資源をキャリアショップに移行し、経費の調整を行っている。
特にドコモサポート人材をフレキシブルに対応できるよう100%出資「TNKネットワーク株式会社」を設立し、人材の再教育やコミュニケーションリスクを回避した対応が図られている。また、戦略の基本方針としてのランチェスター経営の実践から、店舗の閉店と集中化、経営理念から取り扱いキャリアの見直しなどにより、顧客接点(店舗)へ経営資源を集中し、顧客価値向上に向けた日々の活動を展開している。
これらの活動の結果、「人作り」「店作り」の結果の向上が、「顧客満足の高水準」を産み、中小企業の財務状態としては、非常に高水準の結果に繋がっている。また、高い従業員満足と主要ビジネスパートナーからも高い信頼を餓えることに成功しており、千葉県経営品質賞優秀賞に会い相応しい経営を実現している。